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メンデルの法則とは?


メンデルがエンドウの表現形の解析から発見した遺伝に関する法則で、
分離独立優性の3つからなる。
出典:Jabion 生物学用語辞典 用語解説


説明は以上です。
って、分かりましたか?
ここで分かった方は第3章に進んでいただいて結構です。とは言うもの、ここで終わってしまうと僕の出番がなくなってしまうので、詳しく説明します。


1.誰が考え出したのか?

「グレゴール・ヨハン・メンデル」という人です。


メンデル (PD) Liberal Freemason of wikimedia project
この人、聖アウグスチノ修道会というところの司祭さんです。


2年間かけてエンドウ豆の純系(後で説明)を準備し、その後13年もかけて研究を続けました。
すごい人ですね。ですが研究が認められるのは死後なんです。
結局、本人も修道院で出世して忙しくなり、研究ができなくなってしまいます。


2.どんな法則なのか?

文章で説明すると分かりにくいので図を使います。
優性の法則


例えば、ある同種の花に青色の花と赤色の花があったとします。
この花は、違う色同士の花をかけあわせると、必ず赤色の花が咲きます。
これを優性の法則といいます。
そして、子供の代で現れる赤色の花は、青色の花に対して優性であるといえます。


ここで注意しなければならないのは、決して赤色の花のほうが優れている訳ではなく、ただ、遺伝で現れやすいというだけということです。


3、分離の法則

では、その子供の赤い花同士をかけあわせると、どうなるのでしょうか?
実は、(というか図にかいてあるんですけどね・・・。)赤色と青色の花が両方咲くんです。しかも必ず3:1の割合で咲くのです。
これを、分離の法則といいます。
何でこんなことになるんでしょうか?また図で説明したいと思います。
赤色の花の遺伝子をA、青色の花の遺伝子をaとします。
分離の法則
AAの遺伝子を持つ赤色の花とaaの遺伝子を持つ青色の花をかけあわせると、AaとaAの遺伝子を持つ子供が生まれます。
(これは、減数分裂の際に、AとA、aとaなどの2つの遺伝子が、互いに分かれてそれぞれ別の配偶子に分配されることに由来します。これが分離の法則と言われる所以なのですが、ここでは減数分裂の説明はしきれないので、この括弧書きは読み飛ばしていただいても結構です。)
赤色の花のAの遺伝子が優性ですから、子供の代ではAの遺伝子が作用して赤色の花が咲きます。


そしてその後、子供同士をかけあわせると、3:1の割合で赤色の花と青色の花が咲くのです。
これは、子供の代から遺伝子を受け継いだ「AA」「Aa」「aA」「aa」の孫がそれぞれ生まれるからです。


ちなみに、同じ遺伝子しかもっていないものを純系(ホモ接合体)といいます。
ここでは、AAの赤い花やaaの青い花のことを言います。(劣性は全部「aa」だからすべて純系)


4、どんな生物があてはまるのか?

代表的な例としては、メンデルの行ったエンドウマメなどです。
イギリスではニワトリが、日本でもカイコガなどで確認されています。
人間では、目の二重や一重などが有名な例です。


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