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第1回本実験結果報告


このコーナーの一部には透明骨格標本の写真が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

また、ニワトリ胚を除き、手元に来たときに既に死んでいた生物しか標本にしていません。


いやはや、ずいぶん長い間更新をサボってしまいました。申し訳ありません。
更新しなさすぎで、本人もどこまで紹介したか忘れている始末です・・・。


という訳で、早速本実験結果報告、と行きたいところではありますが・・・その前に、実験の経過について説明します。


もう大分前のことですが、ブログ「いきものの記録」にはニワトリ胚を使った第1回本実験の様子を掲載しました。実は、その時に製作に成功したと言えるのはのは主に15日目以降の胚なのです。
逆に言えば、今回の研究の肝である比較的初期の胚は殆ど製作に失敗したことになります。(もちろん失敗から得られたことは多いのですが)


そして、2011年10月から再度ニワトリ胚の標本を製作し、現在第2回本実験に入っています。
現在の標本作製技術も胸を張れる程ではないのですが、1回目の実験を行なった頃に比べればはるかに上達したと自負しています。


という訳で、実質的には、このページで紹介させて頂くのは前回「予備実験結果報告」以降に製作した色々な透明骨格標本や、第1回本実験で製作したニワトリ胚の標本ということになります。
随時標本の写真はアップロード予定ですが、研究結果の本格的な紹介はまだだいぶ先ということになりそうですので、ご承知下さい。


それでは以下写真をメインに簡単な報告をいたします。


アジ

 
体長10cm弱ほどの、比較的大きい標本です。
透明化に続き、軟骨染色もそれなりにうまくいっています。


ツチガエル

 
班員の家にて採集した標本です。体長4cmほど。それぞれ二重染色・硬骨染色法で作製して比較ができる様にしました。
軟骨染色はほぼ染残しがないように思われそこそこ自信作です。血管が見える部分があります。


タイリクバラタナゴ


飼育中に死亡した個体(オス、メス)を使って作製しました。
メスの標本には透明な産卵管が残っています。軟骨染色はあまりうまくいっていません。


ワカサギ

 
以前つくったワカサギとは別個体で、体長10cm弱です。
以前のものより透明度が増し、軟骨染色もうまくいっています。それなりに。


マウス (ピンクマウス)

 
ホームセンターのペット用飼料として飼料用に販売されていたもので、恐らく最も小さいサイズのものです。
足や尾が折れているものが多かったですが、この標本は硬骨が形成されている部分には欠損はありません。硬骨染色法で作製しました。周囲の評判がかなり良い標本です。現在二重染色法でも製作中なので、完成次第アップロード予定です。


遠州灘産の魚

 
班員の知人が地引網で捕ったものをいただきました。この魚はサバでしょうか?
実験的に軟骨染色に薄い塩酸を使用したのですが、軟骨が染まるというよりは脱灰した骨が青く染まっています。どちらかというとアートとしての要素が強い標本です。


ニワトリ胚 (第1回本実験)

 
15〜19日目までのニワトリ胚の標本を作製しました。(写真は16日目のもの)
硬骨染色法で染めたもの(右)は観察しやすいのですが、二重染色法で染めたもの(左)は筋肉への色素沈着が取りきれず、写真での観察はかなり難しいです。目視では軟骨が染まっているのが確認できます。
また、両者を比較すると、二重染色法では部分的に脱灰が観察できますし、場所によっては硬骨が青く染まっている部分もあります。なお、第2回本実験では手のみ、足のみでの染色も考えています。


今のところ主な標本は以上となっております。新しく作った標本は随時写真を紹介していきますのでよろしくお願いします。


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